しかしながら、コロナの猛威は依然と収まるところを知らず、感染者が後を絶ちません。連日、群馬県内でも100人以上を記録しています。このような状況であってはバスをチャーターする企画も立ちにくいことから、今回も取りやめました。ところが毎年の植樹のために苗を栽培しているメンバーのANさんとFNさん2人が植樹の長さに適した紅葉200本以上を持って行ってくれました。お疲れさまでした。
足尾の山々では冬風もいつしか消え、そこかしこからやさしい日差しの中、芽吹きが始まる季節になりました。上渕名区の皆さんによる第24回春の植樹デーにご参加いただき「足尾の山に緑を、渡良瀬川に清流を」のスローガンのもと、植樹活動ができることをうれしく思っています。
今年の植樹地は、足尾ダムのすぐ近くの戸四郎沢で800段付近の植樹をします。
足に自信のない方のために道路から近い場所も用意してあります。安心してゆっくり安全に植樹をお楽しみください。植樹の木は上渕名区の有志の皆さんが1年間をかけて紅葉の苗を育ててくれました。今回150本の苗木がバスに積み込まれています。これらの苗木を皆さんのお力で風雪に耐えて山肌に根を張り山を守れる樹木にいたしましょう。
境上渕名区生涯学習推進員 米山 成一